名将と凡将の違い？

「名将とは、常に自軍の長所を活かし、敵軍の短所を衝く。
凡将は、自軍の短所に不満を持ち、敵の長所に脅える。」

堺屋太一の歴史に学ぶ｢勝者｣の組織革命という本に書かれていた言葉です。

心あたりのある人が浮かびませんか？
こんな風に思われないようにしないといけないですよね。

歴史に学ぶ「勝者」の組織革命 (集英社文庫)

堺屋 太一

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織田信長や豊臣秀吉など歴史上の人物の政策を通じて、軍事的、組織的な戦略を解説しています。歴史に隠された以外な秘話も満載。学校で習う歴史とは違い、当時の社会情勢、軍事的、組織的な戦略の視点から歴史を見ることができます。
たとえば、長篠の戦いで織田信長が鉄砲を活用して勝利した話は有名ですが、大事なところは鉄砲を使ったことではなく、3000丁の鉄砲を調達したとろにあり、信長の財政・物流政策の優位性を説明しています。
本書と通じ、組織や文化を変えることの難しさとそれをやり遂げた英雄たる所以が実感できます。

歴史好きの人や組織変革に興味を持っているひとにはお勧めの一冊です。